今日は2013年9月16日、
明治神宮にて弓道の昇段審査がありました。
よりによって早朝から大型台風が関東に上陸して
暴風雨の中での審査となりました。
弓道魂の皆さんは私も含めてこの日を目標に
日々練習に励む訳ですが、
審査は五人一組で一人が二射づつ的に向かって放します。
しかし審査員の先生方五名の厳しい視線の前で
立ち振舞い(体配と言います)から
全てが審査の対称になりますので
慣れている上段者でなければウルトラ緊張するため、
なかなか思うようにいかないものです。
昨年の11月23日に初段に昇段したので
今回は二段の昇段チャレンジになります。
初段と違い二段に昇段するためには
二本のうち一本は的に当たらなければなりません。
28mも彼方にある的(直径36㎝)に当てるのですが
私のレベルではこれがなかなか当たらないのです。
まるで矢が的を避けるように…
ちなみに的中率はというと、
昨日は10時~17時までは今日の審査のための特訓でしたが
約20射して的中したのが2~3射でした。
こんな状態でしたから開き直るしかありません。
ここから本題に入ります。
実は今朝、ヨックンが話しかけて来ました。
「パパ!神様が喜んでいるよ。
今日はみんなで喜びを分かち合うことになるよ、
良い結果になるよ。
ちゃんと当たるから大丈夫!」
こんな感じでした。
そうは言ってもそんな簡単には行かないよな~
と思いながら自宅から出陣しました。
暴風雨の中、私が弓道場に到着するまで
一度も傘をささずに行くことが出来ました。
その時だけ急に雨が止んだのです!!
「これは神様が本当に喜んでいるのかも知れない…?」
などと自分に言い聞かせて、
緊張と不安な気持ちを落ち着かせていました。
この台風のため欠席者も多く、
暴風雨の中で的に狙いを付けても
矢が真っ直ぐ飛んでくれるか否か…
「かえって私のレベルでは強風で矢が曲がって当たるかも」
なんてプラス思考で緊張を和らげるのが精一杯でした。
本番前の控え席で待っていると更に
ドキドキと緊張が高まってきます。
そんな時にまたヨックンが
「必ず当たるから大丈夫だよ!僕には分かるんだから」
と言ってくるではありませんか!!
そうしたら今度は私の守護霊の方が
喜びながら語りかけてきました。
こんな感じです。
「そなたの代わりに私が弓を引くから大丈夫だ、
必ず当たるから見ていなさい。」
私は「…………………。」
本番直前のこの時にこんなに励ましてくれる存在が
いてくれるだけで、当たる当たらないは別にして
本当に有り難いことだな~
感謝するだけでした。
想えば健康な身体で平和な日本でこの場にいられるだけで
全てに感謝せずにはいられません。
その想いに慕っていたら自然と涙があふれてきました。
その瞬間またまたヨックンが
「これが神様の愛だよ!
パパは感じることが出来るようになったんだよ!」
と話しかけてきたのです!!
私の順番が回ってきました。
やはり暴風雨と緊張感は静まりません。
そしてその瞬間が来ました。
暴風雨と緊張感のなかで弓から放たれた矢は
見事的の中央に的中しました!
「本当に当たった……」
私はただただ驚愕、驚き、ビックリするばかりでした。
これで力が入ったせいか、
二本目の矢はいつもの様に的から外れて、
アッと言う間に審査は終了しました。
終了直後、厳しさでは最強のご指導頂いている先生の
笑顔がありました。
これから審査結果が発表されますが、
もし本当に合格したら、今日は先生や弓道仲間のみんなで
喜びを分かち合うことになりそうです。
本当にこんなビックリ現象も起こるのですね!
「ヨックン!!本当に当たったよ!!」
あまりにビックリしたので取り急ぎブログにしました。
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ほりまゆ (火曜日, 02 2月 2021 23:27)
素晴らしい!!!!