子どもがいないと子どもがいる親の体験は出来ません。
同じ様に子どもがいる人は子どもがいない夫婦の体験は出来ません。
どちらにもその人の人生に必要な体験が用意されています。
同じ子どもがいる親でも元気な子どもを育てる体験や、障害児を育てる体験や様々です。
どんなに生活環境や立場、経験、価値観が違っていても人は分かり合うことが出来ます。
もちろん国や人種、文化、歴史が違っていても…
人は誰しも愛を持ってこの世に生まれてきているからです。
愛というのは「思いやり」で相手の気持ちを分かろうとする心、優しさです。
これはイメージする努力で誰でも可能になります。
分かり合えれば心が繋がり愛が繋がり合います。
これが世の中を変える源、原点になります。
もちろん戦争も争いもなくなります。
愛あればこそ♡
わが家の三番目の子として産まれてきたよっくんは生後6ヶ月で「急性脳症」で障害児となり喋れず、笑えず、手足も動かせず、がんばり屋さんの男の子でした。
そしてパパやママはもちろん皆から愛され、私達に愛を教えてくれました。
この子のお陰で障害を持っている人達や苦難を背負っている人達を見ると自分事の様に感じることが出来る様になりました。
そのよっくんが2013年4月15日にこの世での役目が終わり天国に帰りました。
よっくんを送るために家族皆でお舟を作りました(棺のことです)。
ホームセンターに行って桐の木材を買ってきて皆で絵を描いて手作りで素敵なお舟ができました。
お舟の中には皆で折った折り紙や切り絵、鯉のぼり、いっぱいの生花などで華やかになりました。
屋根の裏にはお世話になった先生方のメッセージを書いて頂きました。
皆さん「こんな愛のこもった素敵な見送りは見たことがないです!」と感動して頂きました。
馴れない初めての大工さんになったパパとしては嬉しかったのでした(我ながら良く出来たと思っていましたので…)
自分の子の棺を作って送り出す親はこの日本では宝くじに当たる人より少ないかも知れませんね(笑)
この貴重な体験はよっくんという天使が与えてくれたこの世で最後の、そして最高のプレゼントになりました!
昨日、19日よっくんを送る会は愛あふれる中、終わりました。その素敵なお舟によっくんは乗って旅立ちました。
「ありがとうよっくん♡パパはよっくんとの約束は必ず果たすからね!」
よっくんと約束した事と言うのは「この矛盾だらけの世の中を愛あふれる世の中にする」ということです。
そのために神様から与えられた仕事を成し遂げるために全力を尽くすという決意と覚悟をしたのでした。
「よっくん天国から応援して下さいね!これからもよろしくお願いします♡」
愛あればこそ♡
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由佳 (金曜日, 24 6月 2016 23:43)
可愛い❤天使はいつも瑞安くんの家族のそばでニコニコと笑顔で皆さんを守っているんですね